気合い写真館

戦慄のインド横断11日間
IMG 1348R  今回も始まってしまいました気合いツアーズ。  毎度お馴染み成田空港第1ターミナルからのスタートです。 IMG 1353R  毎度登場するカットですから、いい加減もう良いだろうという感じではありますが、定点観測と言うことで。 IMG 1358R IMG 1363R  よりによって我々の搭乗する便のみ狙い撃ちで遅延中。滑り出しは好調と言えよう。
DSC03145  あっという間に香港に到着。さすが香港、「健康相談デスク」で相談に乗ってもらえる模様。  渡航警報レベル「黒警報」とか書かれるとなんだか深刻な気分になってくる。 IMG 1370R  そつなく娑婆に解放。多少時間があるはずなので市内に繰り出そうと思いきや、  ちゃんと考えてみたら実はそんなに時間はなく、空港で時間をつぶすことに。 IMG 1379R  SUZUKI・・・ではなかった。  中国メーカですがどんどん勢力を拡大されていますね。 DSC03147  ターミナルの中で海南鶏飯で空腹を満たし、毎度お馴染みのAirAsiaさんでクアラルンプールへ。
DSC03152  無事クアラルンプールに到着。もちろんLCCT(ローコスト・キャリア・ターミナル)のほうです。 DSC03154  セントラル・クアラルンプール駅行きのバスはあの辺のゴチャゴチャポイントから。  SKYBUSさんとAeroBusさんは相変わらず壮絶な客引き合戦中。 IMG 1387R  セントラル・クアラルンプール駅直近のホテルへ。シンプルだけど綺麗だし、シャワーの勢いも悪くないし、  無料WiFiもバッチリ完備されているので、気合いツアーズには持って来いのホテルと言えよう。 DSC03160  中国さん制作の何ともふしぎなドラマが放映中。  ビートたけしが扮する旧日本兵ではありません。
IMG 1397R  翌朝。現地の香りが充満する食堂を発見し、もちろんナシ・アヤム(チキンライス)を摂取。  言うことナシ。 IMG 1405R  やっぱり中華系。メシに関して何度中国人のお世話になったことだろうか。偉大だ。 IMG 1423R  モノレールに乗り込んで向かう先は・・・ IMG 1441R  もちろん電気街。まずはPlaza Imbiという電気街(というかビル)で、  このあたりでは一番の最古参らしい。
IMG 1455R  引き続き、スンゲイワン・プラザ。電気街というか電気屋が多めに入っているショッピングモールという感じか。 DSC03172  どうなの?これ。 IMG 1456R  最後にプラザ・ロウヤット。このあたりでは最新の電気街ということで、  前出の2店に比べるとかなり賑わっていました。 IMG 1464R  一般的な製品は一通り揃っており困ることはなさそうな感じ。  しかし、マニアックで魅力的な商材には出会えず。残念。
IMG 1474R  そろそろ時間も押してきたので本題のインドに旅立とうかと。  まずはモノレールでセントラル・クアラルンプール駅へ。 DSC03180  途中で降ろされた・・・。マレー語が堪能な我々ですから、車輌故障で運転打ち切りになったことと、  しばらくは動かなそうな雰囲気を感じ取り、さっさと作戦変更。 IMG 1477R  こんなことで挫けるような我々ではありません。歩いてセントラル・クアラルンプール駅へ。 DSC03184  そしてもちろんバスでクアラルンプール国際空港へ。
IMG 1481R  もちろんLCCTのほうね。 IMG 1492R  残念ながら無事にチェックインを済ませて機内へ・・・ IMG 1495R  その前に昼食。機内で有料の機内食を食べるより、外で普通に食事にしたほうがいいかなと。  LCCTからちょっとはずれたところにあるFood Gardenという施設にて。もちろんカレーに決まりです。 DSC03191  大勢のインド人に囲まれて、インド到着前に既にインド気分。
DSC03193  出ましたAirAsiaX。Xは「X Ratedされるくらいダメまっている」という意味だと言われています。18禁。嘘。 DSC03195  前後方向のシートピッチは一般的な航空会社並みだと言われていますが、  左右方向のピッチが狭い方がこたえるんだよなぁ・・・。寒いし。 DSC03196 DSC03200  東京便も絶賛運航中の模様。メニューもこの通り・・・
DSC03201  きのこと照り焼き キンご飯添え  惜しい。 DSC03228  大変残念ながら何事もなくインド・ニューデリー国際空港へ到着。  インドへの先入観が吹っ飛んでしまうぐらいの素晴らしい空港。 DSC03230  激シブな空港を想像していただけにかなり拍子抜け。  しかし、インド到着時が非常に危険だと言われていますから気を許すべからず。  タクシー運転手にも「インドはちょくちょく来てるから」とか大嘘をコキつつ無事ホテルへ。 IMG 1512R  噂通りの度々停電に見舞われつつ、翌朝を迎えて市内散策へ。  インドで高級ホテルとなると、テロの脅威にさらされているからか、  警備員も金属探知機もX線検査装置も完備というのがお約束。ザルの所が多いですが。
IMG 1516R  地下鉄と自らの足を駆使して・・・ IMG 1528R  ニューデリー駅にやって参りました。  駅構内や使用されている車輌は非常に興味をひくようなものばかりですが、  大手を振って撮影できないのが大変に悔やまれる。もうちょっとマケてくんないかねぇ? IMG 1535R IMG 1538R  ニューデリー駅前に広がる繁華街。  何かの被災地という感じが漂っていますが、これが正常な状態である模様。  オートリクシャー、サイクルリクシャーがまだまだ現役。
IMG 1543R  どうしちゃったらこうなるのか頭を抱えますが、  現地の人からすれば特に問題ない状態のようです。 IMG 1547R  世界中のバックパッカーが目指すといわれているニューデリー駅前メイン・バザール。  無数の安宿と得体の知れない施設が集積された街並み、ゾクゾクしますなー。 IMG 1557R IMG 1571R
IMG 1576R  突っ込みたい箇所だらけ。壮絶だ。 IMG 1585R  ホテルパヤル・・・ひょっとして、そのスジでは有名だったりするんでしょうか? IMG 1587R  スリランカでは「スリーウィラー」と呼ばれていた3輪自動車ですが、  こちらでは「オートリクシャー」と呼ばれることが多いようです。まだまだ主役。  BAJAJというインドの会社で作られているようで。 詳しくはこちら で。 IMG 1592R  下水道が吹き返しちゃってねーということのようです。  すさまじい異臭。うっ・・・・。
IMG 1594R  行列の出来る電気店。  こういう線材を使われて工事されるのかと思うと身も引き締まる。 IMG 1597R  ここはレストラン・・・ですよね? 自信ないけど。  君には入る勇気はあるかなー? 私にはありません。 IMG 1602R  今まで経験してきた渋い街並みを一気に追い抜いてくれまくってます。さすがインド。 IMG 1611R  シャッター切り放題。インド来て良かったよマジで。
IMG 1616R  ちょっとバスをつまみ食い。インドを代表する自動車会社ことタタ・モーターズ殿謹製かと。  年期入ってるとかそういうレベルじゃないし。フラッシャーって何?って勢いで両方とも壊れてますな。 IMG 1622R  映画の中に迷い込んでしまったかのよう。 IMG 1625R  こちらはエンブレムが塗りつぶされてますが、スリランカでもお馴染みだったLAYLANDさんでしょうかね。  前面があり得ないぐらいにベコベコですが、一体何台があのバンパーの餌食になったことだか・・・。 IMG 1631R  首都の大通りだというのに、牛車?も大活躍。
IMG 1634R IMG 1639R  ぐるっと回ってまたニューデリー駅まで戻ってきました。  途方に暮れるほどの混雑。改善される兆しは皆無。 IMG 1648R IMG 1656R
DSC03243  基本的には信用乗車方式なので駅構内の立ち入りは自由。  皆さん線路にゴミを捨て放題なので汚すぎ。 IMG 1660R  客待ちのオートリクシャーやタクシーがずらり。ボディーが緑色だったり、緑色のラインが入っているのは、  CNGを利用するクルマという意味・・・なのかな。ポンコツに見えるが実はエコカー。 IMG 1663R  ちょっと場所を移動してコンノート・プレイスへ。イギリスが植民地時代に作り上げた近代的な街並みが残っています。 IMG 1668R  純白の建物に世界的に有名なメーカがずらり。日本で言えば銀座あたり?  綺麗な街並みではありますが、気合いツアーズが求めている方向性ではないね。
IMG 1670R IMG 1682R IMG 1689R  少し移動して今度はオールドデリー周辺をフラフラしてみます。  先ほどのニューデリー周辺でも既にカオスを極めていましたが、こちらはさらに上回ってる・・・。 IMG 1691R  どうして電線がそんなにぐちゃぐちゃになってしまうのか理解に苦しむ。
IMG 1694R IMG 1701R IMG 1705R  くらくらするような気温の中、人混みをかき分けかき分け・・・ IMG 1710R  ようやく目的地が見えてきたぞ-。
IMG 1713R IMG 1714R IMG 1716R IMG 1729R  何とか到着。すでにフラフラ。  入り口に大層な裝置が見えますが、もちろんザル。っていうか係員がいない。
IMG 1731R  ジャマー・マスジッドというインド最大のモスクなんだそうな。  マスジッドというのがモスクという言葉だったかと。 IMG 1745R IMG 1747R IMG 1754R  内部はかなり荘厳な造り。敬虔な信者の方が祈ったり昼寝をしたり。
IMG 1762R  裸足になれと言われるのですが、凶悪な日差しで石の床は大変な温度になっており、  裸足になれていない当方としては奇妙なダンスを踊りまくりに。火傷するって。 IMG 1775R  ・・・午前中に来た方が吉だぁね。 IMG 1788R  参道には露店がぎっしり。仲店といった感じでしょうか。 IMG 1812R  モスクから外に出て、渋い街並みをデタラメに前進。
IMG 1820R IMG 1824R  コットン・マーケットの文字も見えますが、モスク周辺には露店がひしめき様々なものが売られています。  盗品も混じっているという噂もあることから、泥棒マーケットなどとも言われているんだと。 IMG 1833R IMG 1848R  しばらく歩いてラール・キラーというお城へ。英語ではレッド・フォートと呼ばれているようですね。  まず目前に立ちはだかるのがラホール門。ラホールへ通じる道の始点だったからだそうですが、  アキバのあのカレー屋さんもここから取った? でも、ラホールは現在はパキスタンなんだが。
IMG 1854R IMG 1855R  ラホール門全景。カレー屋に行ってうんちくを傾けるときにお使い下さい。 IMG 1865R IMG 1873R  謁見の間。中央には皇帝がお座りになる王座がおかれています。
IMG 1878R  大理石に宝石が埋め込まれていましたが、現在では全て略奪されてしまいただの大理石。 IMG 1883R IMG 1896R  補正類を全て切ってみたら、どういうわけかすごく昔に撮影した写真みたいな出来に。 IMG 1910R  以上、ラール・キラーでした。  例に漏れず厳重な警備中。そんなに治安が悪いかね?
IMG 1917R  あまりに喉が渇いたので、危険だとは思いながらも、露店のライムジュースに手を出さざるを得なかった。 IMG 1918R  非常に美味しく、オナカの方も結果として問題なかったんですが、  ぱっと見でも綺麗ではないし皆さんにオススメできる感じではありませんね。 IMG 1939R  そろそろ体力の限界。地下鉄の駅はこの雑踏の中にあるようなのだが・・・ IMG 1945R  歩行者もすり抜けられないほどのひどい渋滞。会話も出来ないほどのクラクションのシャワー。
IMG 1948R  雑踏に揉まれまくってクラクラしてきた・・・ IMG 1951R  やっと地下鉄の看板が見えてきました。助かったー。  (素直にタクれよ>俺) IMG 1953R IMG 1955R  そのあとも一筋縄には駅には到着できず、度々迷いながらようやく駅を発見。  こんなに不親切な駅は世界的にも希だろと言いたくなるような難易度でした。
DSC03250  頑張れ!!世界中のお客様が待ってるぞ!!特に俺。 DSC03256  そして翌朝。6:00の電車に乗るために早々にニューデリー駅にやってきました。 DSC03257  インドを代表する特急列車、シャタブディ・エクスプレスのお出ましでございます。  約200キロの道のりを2時間程度で走り抜けます。バスなら5時間と聞いて、迷わず列車にしました。 DSC03262  トップクラスという触れ込みではありますが、日本人の感覚からすると普通か普通以下か。  インドを代表する観光地を結ぶ路線と言うこともあり、観光客の比率が非常に高い。
DSC03268  まず、お茶とお菓子。 DSC03273  引き続き朝食が出てきました。  車窓には屋外で用を足すインド人がちらちら見えるので、微妙な心境ではありますが。 DSC03276  予定通り2時間ちょっとでアーグラー・カント駅に到着。  駅前には客引きがワンサカ押し寄せていますが、人の良さそうなツーリストタクシーの運転手をつかまえて、  今日1日の案内をお願いすることにしました。 IMG 1962R  まず手始めにイティマド・ウッダウラー廟へ。タージマハルより前に作られ、  この技法がタージマハルに受け継がれたことから「ミニ・タージ」と言われているようです。
IMG 1968R  この門を抜けると・・・ IMG 1976R  素晴らしい大理石の霊廟。タージマハルでは見た目の美しさを重視したため、  巨大なドームやミナレットなど本来霊廟には不要な付属品が沢山付いていますが、本来はこの形状なんだと。 IMG 1989R  模様のように見えるのは大理石を彫り込み、出来たくぼみに様々な石を埋め込んだ象嵌細工。  気が遠くなるような期間をかけて作られたのであろー。 IMG 2001R  拡大するとこの通り。
IMG 2003R  大理石の透かし彫りも秀逸。気が遠くなるくらいに緻密。 IMG 2006R  壁紙に最適でしょー。 IMG 2008R  こちらも一枚。 IMG 2013R
IMG 2021R IMG 2025R IMG 2040R  廟の裏側はヤムナー河にくっついているのですが、その手前にもご丁寧に門。 IMG 2047R
IMG 2051R  中州にはなぜか牛。野良牛? IMG 2060R IMG 2062R  以上、思いのほか良かったイティマド・ウッダウラー廟でした。  あまり有名ではないから観光客は少ないようです。 IMG 2067R  ついにメインイベントのタージマハル!!  ・・・と言いたいところですが、運転手さんオススメのタージマハルを対岸から見渡せる公園へ。
IMG 2080R  人と比べると建物の巨大さがよく分かりますね。  後ほどちゃんと行きますからご心配なく。 IMG 2091R  インド風味100点満点の装飾が施されたトラック。  トラック野郎が男気溢れる装飾好きなのはこちらの国でも同じようです。 IMG 2097R  折角なので象嵌細工を行っている工房へ。気の遠くなるような作業。しかも人力。  本当は裏では電動の機械を唸らせてるんだろ?という想像は・・・いけません。 IMG 2098R
IMG 2102R IMG 2110R  昼食はもちろんカレー。もう完璧になれました。 IMG 2112R  そしてナン。この組み合わせなら毎食でも問題ないっす。 IMG 2122R  今度はアーグラー城にやってきました。  ガイドブックによれば1565年に築かれたムガル帝国の権力の象徴とのこと。
IMG 2132R  濠を渡って内部へ潜入です。 IMG 2142R  いかにも戦略的な構造となっていますね。お城の構造は国が違っても共通点が多いもの。 IMG 2154R IMG 2156R
IMG 2161R  世界遺産ポイントゲットだぜ。 IMG 2185R IMG 2193R IMG 2201R  タージマハルは皇帝のシャー・ジャハーンが后のために築いた墓なんですが、  あまりに巨費を投じすぎたために皇帝の座から引きずり下ろされ、  晩年はこちらのお城に幽閉されていたとのこと。ご苦労様です。
IMG 2205R IMG 2208R IMG 2236R IMG 2246R  石の建築ばかり撮るのに飽きてきたぞ・・・。  というわけで勝手に通りすがりの人物にフォーカスを。
IMG 2261R IMG 2280R IMG 2283R IMG 2289R
IMG 2292R IMG 2300R IMG 2305R  そんな感じで、アーグラー城でした。 IMG 2329R  いよいよ本日のメインイベント、タージマハルに行っちゃいます!!
IMG 2332R IMG 2335R IMG 2345R  こちらの門を抜けると・・・ IMG 2353R  見えてきたぞー。
IMG 2358R  もうちょっと・・・ IMG 2390R  キターーーーーーー!!  シンメトリー愛好家としては死ぬまでに一度は拝んでおきたい建造物と言われています。(いません) IMG 2411R  折角だから、そういう撮り方をしたくなるのはよく分かる。  我々も・・・もちろんやりました。 IMG 2415R
IMG 2434R IMG 2449R  今朝方訪れたミニタージも素晴らしかったですが、あの緻密さをそのままに、  スケールを1桁大きくしたような素晴らしさ。 IMG 2478R IMG 2491R
IMG 2501R IMG 2503R  爆弾をおかれる事件があってから、地下には入れなくなってしまったようですが、  一応棺の近くまでは入れます。アサルト・ライフル持った兵士に怒鳴られるので撮影不可。 IMG 2508R  といっても、特別スゲェものがあるわけではなく普通に棺が並んでいるだけでしたけど。 IMG 2512R  タージマハルは外から見るのが素晴らしいのであって、内部にこだわる必要もないかなーと。
IMG 2515R  ミナレットと呼ばれる塔ですが、本来であればモスクの付属設備なので、  霊廟であるタージマハルには必要なかったそうなのだが、  見た目の美しさを追求して付けちゃっただもんっ!!ということだそうです。 IMG 2522R  タージマハルの左右には対称に巨大なモスクが設けられています。  これだけでも十分驚嘆に値するスケール。 IMG 2538R IMG 2546R  タージマハル側から入り口側を見ても・・・やはりシンメトリー。  本当は中央には水が張られているはずなのですが、時期的な問題?
IMG 2586R  以上、タージマハルでした。 IMG 2620R  その席一度乗ってみたい!!  でも居眠りしたら死ぬかも。 IMG 2622R  バランスを崩して外にダイブ!! 後頭部強打!! ってなことにはならない?  見てる方がハラハラするわ。 IMG 2629R  看板の後ろに怪しげな陰が・・・
IMG 2632R  野良牛登場。焦りすぎて1枚も合焦してなかった。orz... IMG 2657R  凶悪な交通状況の中をすり抜けて DSC03279  ようやく駅に戻ってきました。もうクタクタ。 DSC03282  不正乗車防止のために窓に鉄格子が設けられているのだそうですが・・・全員泥棒扱い?  非常時のことを想像すると背筋が凍ります。
DSC03287  帰りの列車でもきちんと夕食が提供されました。説明するまでもなくカレー。 DSC03302  さて翌日。デリーでの3泊を終えて、ガンジス河を見るためにバナーラスを目指します。  こちらはインドに来たときとは異なる国内線專用の空港。 DSC03305  噂のSpiceJetさんを利用しちゃうんだから!!  いざこざするのを覚悟していましたが、普通にチェックイン完了。 DSC03308  Kids Play Zoneのアイコンは許される・・・のか!?  マルCとか付けなくちゃヤバいんじゃなくって?
DSC03312  基本的にはランプバスによる搭乗。国内線と言うこともあり結構グダグダ感も。 DSC03314  何とか無事にバナーラス空港へ到着しました。  とんでもなくボロい空港を想像していましたが非常に近代的。この国、空港だけには本気みたい。 IMG 2679R  若干市内をフラフラすることにしました。  地方都市と言うこともあり、デリーより確実に悪化している・・・。 IMG 2697R  渋すぎる光景の連続。
IMG 2704R IMG 2710R  もう虜になりそう。 IMG 2726R  何か食い物を売っていそうなのが、こうなっちゃうと一体何なのかよく分からず。 IMG 2740R  翌朝。夜明けと共にガンジス河へ。  念願のガンジス河での沐浴風景を見学にやって参りました。
IMG 2746R  やってるやってる。 IMG 2755R IMG 2756R  ガンジス河の対岸は砂丘が広がっており、そこから朝日が昇る雰囲気が非常に幻想的。 IMG 2761R
IMG 2762R  水質は想像していたほど悪くはないのですが、宗教的風習としてお花やら何やらを流すので、  それらが打ち上げられた川岸は若干厳しい仕上がりになっています。 IMG 2792R  手こぎボートで川岸にそびえるガート(沐浴するため施設)一掃作戦開始。 IMG 2795R IMG 2797R  朝焼けに照らされたガートが非常に味わい深い色に。
IMG 2799R  それぞれのガートにはヒンズー語と英語で名前が書かれているという親切仕様。  詳しくは バナーラス公式サイト に説明が掲載されています。 IMG 2800R IMG 2804R IMG 2806R  どれを撮っても激シブな写真に。来られて良かった。
IMG 2807R IMG 2813R IMG 2818R IMG 2819R  ガンジス河に亡くなった人を流す・・・のがこれかっ!!と一瞬ビビリましたが、  普通に生きているおじさんでした。良かった。
IMG 2827R IMG 2836R  目を疑いますがどう見ても久美子の家。  その筋では有名なゲストハウスらしいですね。 IMG 2840R IMG 2845R
IMG 2847R  こちらは沐浴ではなさそうですが・・・ IMG 2852R  あー、洗濯屋さんでしたか。  洗ったり、沐浴したり、色々流したり多彩な河です。 IMG 2855R IMG 2865R
IMG 2871R IMG 2881R IMG 2885R IMG 2890R
IMG 2895R IMG 2901R IMG 2913R IMG 2922R  対岸の砂丘地帯にも結構な人出。
IMG 2928R  燃やしているのは・・・亡骸ではないよねぇ?  じゃあ何? IMG 2936R IMG 2950R  ツアーで行くとこういう感じになる模様。こんなに大きな船でも人力。  なぜかTATA indicom(通信会社)がスポンサー。 IMG 2953R
IMG 2956R  なーんか聞き慣れたイントネーションが耳に入ってくるなーと思ったら、  日本人のお坊さんが読経されてました。仏教でも聖地だもんね。 IMG 2962R  ネパールの寺院がいきなり登場。流石聖地。色々あります。 IMG 2973R  ここからの眺めがまた秀逸。 IMG 2975R
IMG 2993R IMG 2997R  さらにディープな雰囲気の充満する路地に潜入だー。 IMG 2999R  ホントに行っちゃって大丈夫なの?というようなレベルですがまだ前進。 IMG 3001R
IMG 3005R  ゴミとフンとハエが充満する恐るべき路地が無数に張り巡らされています。  路地マニアとしては最高にウハウハできる場所と言えよう。 IMG 3007R  普通にフルサイズの牛がいるのに非常に違和感を感じますが、別に特別なことではありません。 IMG 3010R  角を曲がろうとすると、またウシ!!  もー、ビックリしたー。 IMG 3015R
IMG 3020R  山羊も朝食中。ゴミだけど。 IMG 3030R  やってきましたマニカルニカー・ガート。つまり火葬場。  積み上げられた薪を使って遺体を火葬し、遺灰はもちろんガンジス河へ。  燃やされているところが見えてしまうのは何とも言えない気分だが。 IMG 3035R  火葬場周辺にはホスピスのような所がたくさんあり、そこでお年寄りが死ぬのを待っているんだってさ。  神妙な面持ちになっていると、婆さんを火葬するための薪代を渡せと言われますが、騙されてはいけません。 IMG 3044R
IMG 3045R  こちらにもウシ。だいぶヘタってるけど大丈夫か? IMG 3048R  あっちにも、こっちにも。いくらウシが神だと言ったって、こんなにいたら邪魔じゃないかね? IMG 3050R  一応お掃除はしているようなんだけど・・・ハエの数が凄いのなんの。  これじゃ、オーストラリア人も真っ青だ。 IMG 3051R
IMG 3053R  ようやく細い路地を抜けました。ちょっと安堵。凄かった。 IMG 3055R  こちらはサリーを編む工場。この機織り器が大変興味深い。 IMG 3058R  パンチカードのようになっている木片を木の棒で読み取って、  縦糸を交差させる順番を調整することで模様を織り込んでいるのだと。 IMG 3062R  裏ではガッシャンガッシャンと自動機械の音が響いていたので、手織りなのは観光用のデモと、  一部の高級品の生産に限られるんだろうなーと邪推してみたり。
IMG 3072R  ちょっと走ってサールナートという場所にやってきましたよ。  ここは悟りを開いたブッダが初めて説法をしたという、仏教の聖地とのこと。  同じ仏教徒としては黙っていられませんよね。 IMG 3080R  今日のインドでは仏教は衰退し、ヒンズー教のほうが大きな勢力となってしまったため、  仏教の聖地と言っても賑わいは見られずひっそりとした公園のようになっていました。 IMG 3086R  左側にそびえるのがダメーク・ストゥーパ。仏舎利塔ですね。  日本で卒塔婆と言われる言葉の語源がストゥーパというのは・・・以前も書いたか。 IMG 3094R
IMG 3097R  多くの僧侶が修行していた僧院の跡のようですが、詳細はイマイチ不明。 IMG 3109R IMG 3131R IMG 3149R  仏教というと車輪なのはこちらでも変わらないようです。
IMG 3152R IMG 3156R IMG 3159R  隣に位置するムールガンダ・クティー寺院へ。 IMG 3162R  スリランカのご協力により建立された模様。
IMG 3165R  中には日本人の仏教画家が描いた壁画がいっぱいに広がっていました。  戦前にこんな所まで来て活動していた日本人がいたというのにまず驚き。 IMG 3168R IMG 3174R IMG 3176R  というわけで、日本に戻ってきました。  ・・・じゃなくて、日本のお寺があるんです。完璧に日本ですね。
IMG 3184R  一連の仏教活動(?)を終えて、夕暮れのガンジス川に戻ってきました。 IMG 3191R  朝も来てるんだから、わざわざ夕方に来ることもない・・・いやいや、夕方は夕方で凄いんです。 IMG 3228R  夕方はプージャーと言われる礼拝が開催されるため、沢山の人が押し寄せて大変なことに。 IMG 3240R
IMG 3256R IMG 3264R  まー、それにしても凄い人出。これでもまだ少ないシーズンだというのが信じられません。 IMG 3288R IMG 3319R  我々も見よう見まねで精霊流しっぽい行為を。長崎のものとはだいぶ勝手が異なりますが。
IMG 3324R IMG 3339R  いいモンを見られました。 IMG 3343R IMG 3348R  礼拝を終えた方々で帰り道は大混雑。
IMG 3355R  この騒ぎが今日に限ったことではなく、毎日というんだからウンザリするね。 DSC03341  マルデダメオー!! そのまま言ってもどう意味なのか全く通じてないだろうと・・・。 DSC03348  翌日。バナーラスをあとにしてコルカタ(カルカッタ)を目指します。  それにしてもすさまじいホコリ。ラリー大会かよと。 DSC03356  何かと評判の良い新興航空会社JET AIRWAYSさん。いたって普通。
DSC03357 DSC03363  で、コルカタ到着。やっぱりすさまじい渋滞。そして鳴り止まないクラクション。 IMG 3380R  ホテル到着。文明社会に戻ってきた気がします。 IMG 3385R
IMG 3394R  夕飯を探してあたりをちょろちょろと徘徊。 IMG 3399R  コルカタ随一の繁華街へ突入です。 IMG 3406R IMG 3408R
IMG 3410R IMG 3417R IMG 3421R  カモっぽい顔をしているからか、多くの客引きに声をかけられ大変面倒くさい。  しかも大きなカメラを出しているとアングラ風味のお兄さんが近づいてくるので怖い。 IMG 3424R  それでもめげずにどうにかこうにか撮影強行。
IMG 3431R IMG 3434R IMG 3435R IMG 3440R
IMG 3442R IMG 3443R  そろそろ疲れたのでご飯でも・・・ DSC03370  もうこれしか-。大変疲れたので今日はストロングにしてやる。 IMG 3446R  仕上げにマンゴーラッシー。ラッシーというかマンゴーの方が多くてシェイクっぽい贅沢仕様。
IMG 3457R  そして翌朝。今日も良い天気だ。 DSC03393  デリーの天気に比べるとコルカタの天気がおとなしく見えますね。  日本の真夏と同じくらいの気温ですが、確かにデリーに比べると相当過ごしやすい。 DSC03394  これだったらもう1泊したかったところですが、飛行機をずらすわけにはいかないので空港へ。 DSC03403  ようやくインドを脱出して到着したのは・・・
DSC03408  バンコク。まっすぐ帰ればいいのにねぇ。 DSC03410 IMG 3465R  何を間違ったのか45階の部屋に通されましたけど・・・。大丈夫なのか!? IMG 3493R  インドと比べるとタイは先進国だといってもいいすぎではないかも。
IMG 3499R  お行儀よく渋滞に並べるし。さすが先進国。 IMG 3505R DSC03415  3834 ドラゴンボール・・・いくつか購入すると願いが叶っちゃうアレですか? IMG 3509R  タイと言えばやはりこちらははずせませんよね。
IMG 3513R  そしてタイスキ。満足満足。 IMG 3532R  路地裏だってインド帰りからすれば綺麗に見える。 IMG 3537R IMG 3550R
IMG 3554R IMG 3558R DSC03418  待ってました!!ピーター・バラカンさんご出演、Begin Japanology。 DSC03424  東南アジアにいることを忘れてしまいそうな素晴らしいショッピングモールも。  普通すぎて刺激に欠けるという意見も。
IMG 3576R  タイが人気なのが改めて分かったような気がする。  これだけインフラが整っていれば快適過ごせますもんね。 DSC03425  またまたスワンナプーム国際空港に戻って参りました。 IMG 3584R  相変わらず国王は大人気である模様。 IMG 3589R  チェックインを済ませて・・・
IMG 3592R  お約束になりつつあるマンゴーご飯を摂取。うまずい!! DSC03433  白い冷気がモクモク見えるほどの強力な冷房サービスはお変わりなく。 DSC03435  香港に到着しました。今度こそ市内に繰り出してくれよう。 DSC03436  夕飯。自分が作った方がまだ旨そうに・・・とか言ってはいけません。
IMG 3599R DSC03441  ホテルに戻りテレビのチャンネルをいじっていると、ナショジオで奇しくもインドのバナーラス特集。 DSC03443  遺体を燃やす姿までバッチリ撮ってるし。厳格に撮影禁止とか言っていた割に、  お布施を大量につかませれば許してもらえるとかそういうシステム? DSC03445  「スルー・ガンガー」と説明されていた行為だ。坊さんや子供は荼毘に付さずそのまま河にぶっ込むんだと。
DSC03450  ホスピスの説明もバッチリ。 DSC03451  !!!!!  我々が出会った婆さんだ。薪代とか言って実は随分貯めこんでいるんじゃないか疑惑発覚。  ウハウハなんじゃねぇの? IMG 3603R  いかにも香港らしい細くて長い高層ビル群。日本のマンションより高いのがゴロゴロ。 IMG 3609R
IMG 3632R  勝手知ったる香港ですが、ひとがんばり素材集めに繰り出します。 IMG 3641R IMG 3650R  まさに香港。 IMG 3656R  何でもかんでも建てに延ばすのが大好きなんだよねー。
IMG 3685R IMG 3690R  うらわ・・・ってそんなに格式高い地名だったっけ? IMG 3693R  オクトパスカードは相変わらず好調のようですね。頑張れフェリカ。 IMG 3699R  地下鉄に乗って向かったのは・・・
IMG 3713R  やっぱり電気街。 IMG 3727R  タクシーはもちろんコンフォート。 IMG 3732R  ミニバスはもちろんコースター。香港人、分かってらっしゃいます。 IMG 3735R  こちらのビルにケイタイ屋さんが沢山入居しているので、面白いものはないか探しに来たんですが、  どれもこれも思いのほか良いお値段で購入するのをためらってしまいました。残念無念。
IMG 3741R IMG 3758R  女人街の中をフラフラ通り抜けて・・・ IMG 3773R IMG 3782R  やっぱり重慶飯店に来ちゃいました。外装工事してるんだ。
IMG 3790R IMG 3798R  入り口の怪しさは相変わらず。 IMG 3805R IMG 3810R  香港と言えばやっぱり竹の足場。何メートルだってこれで延ばしてしまうんだから驚きです。
IMG 3815R  毎度お世話になりまくりな、香港のユニクロことbossiniで買い物を済ませて・・・ IMG 3818R  やっぱり牛乳プリンははずせません。  以前は誤訳たっぷりな日本語メニューで大爆笑できたのですが、今回は提供されず。 IMG 3837R IMG 3846R  香港島側に戻ってさらにフラフラ
IMG 3849R IMG 3866R IMG 3874R  キャット・ウォークとよばれる骨董品店が軒を連ねる地域。 IMG 3882R  なんだかよく分からないけど面白い物品が多数。  ひとつひとつ見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいそう。
IMG 3889R IMG 3893R  その隣のスジは乾物を扱う問屋がずらり。北海道産の貝柱、気仙沼産のフカヒレも多数陳列されています。 IMG 3904R  バスマニアの皆様、大変長らくお待たせ致しました。  香港名物2階建てバスをカーブで撮りまくりまっせ-!! IMG 3910R  直角カーブと路面の凹凸で車体がきしむ感じがソソるでしょ?(意味不明)
IMG 3915R  トラムのほうはボギー台車ではなく、ホイールベースが異様に短いのに注目。(勝手に言ってろ>俺) IMG 3919R IMG 3941R IMG 3946R
IMG 3951R  ごちそうさまでした。 IMG 3961R  そんなこんなで最終夜も更けていきます・・・ DSC03468  こんな時間の飛行機にしたヤツは誰だよとかブツクサ言いながら、早朝に起きて空港へ。 IMG 3967R  いつ来ても素晴らしい空港。
DSC03469  空港での従業員が多数を占める食堂で朝食。オマエラ職員ならIDを示せとか言われてもねぇ・・・。  こう見えても正真正銘の日本人観光客だと声を大にして言いたい。 IMG 3972R IMG 3973R IMG 3976R  そうこうしているうちに出発の時間。
DSC03474  何事もなく無事に成田に到着。ドコモに変わってブリジストンがお出迎え。 DSC03476  戦慄のインド横断11日間、これにて無事?終了です。  長らくのお付き合いありがとうございました。