曲がりなりにも何とか全日程を終了し自宅に戻りました。
なぜかバックパックに「ボランティア」タグが付けられており、
真っ先にターンテーブルに現れましたが・・・一体何の活動に勘違いされてますかね?
単に機場快綫の駅でチェックインするだけで、
この扱いになるということでは無いと思うんですが・・・謎です。
さて、気合いツアーズのクライマックス、
皆さんお待ちかね「成田税関さんと親睦を深める会」のお時間がやってきました。
10日間伸ばしっぱなしの無精ヒゲ面&麦わら帽子の国籍不詳な野郎と、
香港でわざわざ仕込んだ「どう見ても東南アジア人好みのダサいシャツ」を着たアジア系野郎の
組み合わせでいざ検査場へ突撃。
気 (パスポートと税関申告書を渡す)
税 (税関申告書を見て)「今回は香港だけですか?」
気 (ニヤッ)「えーと、香港とマカオとマレーシアとブルネイとフィリピンです」
税 「え゛っ・・・そんなに沢山?」(パスポートをめくりながら苦笑い)
気 「ええ、一周してきました」
税 「ツアーなどに参加されて?」
気 (そんなツアーあるわけねぇだろ!! っていうか気合いツアーだけど)「いいえ、個人的に」
税 (時間がかかりそうだと思ったからか)「あ、ちょっとこちらに詰めてください」
気 「あっ、はいはい」
税 「ずーっと、お二人で・・・?」
気 「ええ、二人で回ってきました」
税 「申告の必要なものはありますか?」
気 「特にありません」
税 「あのー、ボディーチェックだけさせてください。」
気 「荷物とか・・・」
税 「そのままで大丈夫です」
税 (軽くボディーチェック)
税 (パスポートを見ながら)「えー、○○さんはどちらですか」
気 「私です」(パスポートを受け取る)
税 「○○さんはこちらですね」(もう一冊のパスポートを返す)
税 「それではどうぞ」
気 「どうも」
(検査場を去って)
気 「あ、そう言えば中国も行ったのに言うの忘れちゃった!!」(どうでもいいよ)
今回は新境地ボディーチェックまで踏み込みましたが、
ズボンのポケットに携帯とデジカメが入っていましたが特に気にされませんでしたし、
肝心の荷物については中身を見ようともしなかった事から察するに、
ボディーチェックで軽く揺すぶりをかけて不振な挙動が見られないか
観察をされたものと思われます。
残念ながら人畜無害、関係法令遵守の気合いツアーズとしては、
挙動不審になることもありませんからそれ以上のツッコミはナシ。
そもそも、こんなツッコミどころ満載な風体で違法な物品を
持ち込もうとしてたとしたら、そいつは相当なアホだと思われますが・・・。
あと、パスポートの写真のページを見ながら「○○さんはどちら?」って、
どっちがどっちだか分からないぐらいの仕上がりになっちゃってますか?