久々にサッカー場へ。
連写性能やイメージセンサーの大きさ云々考えると、
従来通りのカメラを持って行くのがベストなんでしょうが、
5D MkIIで撮ったらどんな塩梅になるんだろうと、試しに初登板させてみました。
フルサイズだと400mmをもってしても望遠が足りない場面が多いですが、
いつものサッカー写真とは良くも悪くも一線を画す仕上がりに。
色作りや周辺部の光量低下、解像感、ぼけみなど要因はいくつもあるんでしょうが、
なんつーか、単なるサッカーの写真ではなく、ドキュメンタリーっぽかったり、作品っぽい仕上がりに。
その場にあったけど、気づいていなかった空気感すら再現されているような気も。
「あれ、こんな雰囲気だったっけか??」みたいな。
で、これをいつも通り、パッと見てグッとくるような一般的なサッカー写真にすべくレタッチ。
あー、これこれ。こんな感じですね。
いつも通りで安心感が漂いますが、レタッチ前の写真の醸し出す印象がどうも気になって仕方ない。
一体どうしたら空気感を最強に強めた作品になるんだろうと、考えは巡るばかりです。
デジタルのくせに雰囲気まで醸し出しやがって、
めっぽう面倒くさくて厄介だけど、痛快で気になる機械だなーと思った。