一戦を交え...なくてよかった

|

中国出張の帰りに瀋陽空港の手荷物検査で100円ライターを持っていることを指摘され、
「ああ、規則通り1個だけ持っていますが何か?」と自信満々に提示したところ、
担当官は提示したライターをマジマジとなめ回した後、引き出しに収納されました。

はっ!? 意味分かんだいんだけどー。
中国語が分かんないことを良いことにネコババする気かこのタコ!!
100円ライター1個ぐらいなら日本人が黙って引き下がると思ったら大間違い。
間違ったことをされたからにはきちんと筋を通すべき。

と、毎度おなじみ悪い癖が脳内を支配しそうになりましたが、
「趣味の旅行じゃなくて仕事なんだし、雪降って混乱を来しまくりだからウダウダすべきでない」と、
文句をいくつかこぼすだけで、渋々と現場を後にしました。

他の空港で指摘されたこともないし、どうせあの空港のみのローカルルールなんだろうなぁ・・・
と勝手に納得して忘れかけていたんですが、
別件でANAさんのお手荷物についてのページを確認していたところ・・・

> 【中国(香港除く)を出発するお客様】
> 中国(香港除く)を出発する全便において、中国民用航空局の指導によりマッチ・ライターの
> お預かりが受託・機内持込含め全面禁止されております。

あ。
中国民用航空局のご指導でしたか。これまた大変失礼いたしました。
勢いに任せて当局を相手に局地戦を繰り広げなくて本当に良かったです。
規則は規則ですから仕方がないですが、ICAOさんのガイドライン以上に
厳しい基準を設けている意図を察しかねるところではありますが。

そうそう、今回の気合いツアーズでは自転車を持って行くつもりはありませんけど、
もし持って行くとしたらどれくらい請求されるのかついでに見て見ると・・・

> 自転車※は、通常の無料手荷物許容量に含めて考えます。
> その場合、自転車1台は3辺の和が158cmの手荷物とみなします。
> 超過した場合は通常の超過手荷料金をいただきます。
> (※自転車は一人乗りあるいは二人乗りで、モーターがついていないもの、
> かつハンドルを横に固定し、ペダルを取り外す、あるいは折り曲げた状態で、
> 適切に梱包されているもの。)
(北米・ハワイ発着便の場合)

サーフボード同様に別料金を請求されるのかと思いきや、
無料手荷物の範囲に収まるとは予想外。
北米・ハワイ発着便であれば50lbs(約23kg)が2個まで無料ですから、
10kgに満たないロードレーサーなら超過料金なしで持ち運び出来るじゃ無いですか!?
"適切に梱包"っていうのが、チャリンコバッグに詰めただけで良いんだとすれば、
比較的容易に海外遠征も可能なんですなー。



2023年10月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別 アーカイブ

トップページ