辺境の地に行けば行くほど日本のパスポートの威力を再確認させられることが多いものですが、
今回のオマーン入国の際にも信じられないようなミラクルを起こしてくれています。
日本のパスポートでオマーンに入国するには、空港到着時に
20リアル(4000円ちょっと)を支払ってアライバルビザを取得する必要があるのですが・・・
マスカト空港到着
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入管のロビーへ進むと外資系の両替商が店を構えており、ここで現地通貨に両替して
ビザ代を支払わなければいけないような雰囲気。外国人観光客がずらりと並んでいる。
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空港の両替商だとレート悪そうなので日本円を1万円も両替するのは嫌だなぁ・・・
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ATM発見
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クレジットカードでキャッシング。両替商の列をスルーして次のカウンターへ。
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次のカウンターってビザのカウンターじゃなくて、入国審査っぽいんですけど。
ふつう、入国審査のカウンターで現金を扱わないよねぇ・・・。
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かといって、両替商の次はこのカウンターしかないし。ダメもとで突撃するか。
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フォースたっぷりな入国審査官に呼ばれたのでパスポートだけ差し出す。
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到着便名を尋ねられたので普通に答える。
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入国審査官、パスポートの各ページをなめるように見ている。
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散々パスポートを観察した後、隣のブースの入国審査官(同行者が審査中)と大声で話しはじめる。
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かなり話し込んでいる。
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「3週間で言いか?」と尋ねられる。
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もちろんOKですが。
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パスポートにスタンプ押印。
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パスポートを返却される。
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私がキョトンとしていると出口はあっちだとのご案内?
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あれれ??ビザ代は???
本当に出て良いのか尋ねてもOKとのこと。
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ビザなしで入国できちゃったんですけど・・・。
後々面倒なことにならないかドキドキなんですけど・・・。
どうやら両替商で両替をしてビザ代を支払うと、そこでパスポートにビザの印鑑を
押印してくれたようなので、両替商をスルーしてはいけなかったようです。
・・・だったら、両替商の看板だけを掛けておくなという気もしますが。
4000円のビザ代まで免除されちまうだなんて、やっぱり日本のパスポートは素晴らしいなぁ。