大谷PA以降のエントリが途切れてしまいましたが、それだけ大変だったってことです。(汗)
まず、目的地の毎度お馴染みハンタマさんまでは、道中ずっと雪道でしたけど無事に到着。
さすがにこんな気候だからか出足はかなり鈍くお買い得でした。
思う存分滑っているうちに、山間部の高速道路が通行止めになって来たなーと思いつつも、
まさか東北道が全部ダメになるわけはないだろうとそのまま滑走続行。
で、滑り終わって帰り支度をし、クルマを出そうとしても雪が深すぎてスタック。
スタッドレスタイヤだというのに、緊急用のチェーンが登場。
本シーズン早くも2回目の登場で、緊急用ではなくて常用になりつつあるような・・・。
チェーンの強力な駆動力に感動しながら山道を無事に下り終え、
東北道でぶっ飛びで帰ろうとチェーンを外して西那須野塩原ICへ。
おいおいおいおい・・・通行止めって聞いてないよー。
こんな山の中から国道だけで帰れる気がしないんですけど。
東北道から北関東道を経由して常磐道帰れば楽勝という公算が見事に崩壊。
何とかリカバリーできないかと調べてみるものの・・・
ムリぽ。
当初はメシでも食ってダラダラやっているうちに開通すんじゃね?
なんて甘い考えでいましたが、冷静に気象レーダーの画像を見てみると
まだ峠を越えておらず、さらに降り積もる事に気付いてみたり。
幸いにもまだ元気が残っていたので、ひたすら4号線を南下。
圧雪路面からアイスバーンになると上り坂で立ち往生するトラックで所々道路は渋滞。
対するうちのクルマも駆動力には絶対的に自信がありませんから、
渋滞中でも上り坂では停車しないように何とか切り抜けました。
どうにかこうにか宇都宮市内に入り、高規格の新4号になると混雑は解消し、
路面もアイスバーンから湿雪となったこともあり、巡航速度も次第と改善。
そんなこんなで、なんとか日付変更線をまたぐ前には東京へ。
東京に入ってしまえば大丈夫なんだろうと思いきや、
圧倒的な降雪量のためか幹線道路でも栃木や埼玉より状況が悪い。
轍が乱れているところや、橋梁の凍結部など所々足を取られて、
アーケードゲームばりにカウンターを当てること数知れず。
脇道に入ってしまうと、チェーンをしていても厳しいくらいに雪深く、
幹線道路から外れることが出来ないので、都内に入ってからまさかのチェーン装着。
土曜深夜だというのにタクシーが多く、ほとんどが賃走状態ですし、
道路を歩く人がボチボチいらっしゃるのは、電車の不通による帰宅難民の方?
中央分離帯に乗り上げていたり、ガードレールに刺さっていたり、
坂道が上れなかったりで乗り捨てられたクルマも多数。
その後、ご同行の方を送り届けて帰宅したのは午前2時を過ぎた頃。
走行距離は400キロちょっと。思い返せば全部雪道という仕打ちでした。
スキー&雪のデコボコ道のお陰で腰の状態がヒドすぎなんですが。
ずーっと緊張状態だったので変なテンションが継続しており、
疲れているような疲れていないような自分でもよく分からない状態に。
いやぁ、良い休日でした。