道ばたに座り込む無数の人々、道路を埋め尽くす無数のリキシャや3輪自動車、
その中に爆音のクラクションを鳴らしながら突進していくオンボロので超満員のバス。
旧市街に張り巡らされた細い道は満足に舗装されず、ドブからは汚水があふれ、
いつ収集に来るのか分からないゴミの山に群がる人々や動物たち・・・。
この街は何もかもが桁違いに過剰です。
先日カトマンズに滞在していたときにはそのカオスさに非常にビックリさせられていましたが、
ダッカの状況と比較してしまうと全然大人しい方だったような気がしてくるほど。
しかし人々は素朴で正直であり、観光客を食い物にしてやろうという気も皆無。
逆に外国人観光客が非常に少ないため、常に視線の注目を集め、
「外人だ外人!!」と言われ、写真を撮られ、さらには握手を求められるという、
にわかに有名人にでもなったような気分になってきたり。
日本にいてはいずれもあり得ない体験ですから、たまには悪くないかもしれません。