イリュージョン

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今週は上越に来てみました。もちろんスキーです。(汗)
単純にスキー場に行ってきただけだったら良かったのですが・・・

DSC_2559.JPG

強い冬型の気圧配置に恵まれ、かなりの降雪と強風を満喫できたので、
温泉に入って体を温めてから、東京に向かっていざ帰投開始。

今回はノーマルタイヤのクルマで出陣し、途中で樹脂チェーンを装着していたのですが、
帰り道では関越トンネルを抜けた赤城PAまでチェーン規制が続いていたため、
付け外しは面倒だとチェーンをはいたまま関越トンネルに突入しました。
(樹脂チェーンであれば装着したままで関越トンネルを通行可能とされていますし。)

関越トンネルの出口が近づいてきたとき、チェーンを装着している
右前輪が発している音が僅かに変わってきていることに気付き、
さりげなく減速して走行していたところ・・・

間もなく、右側前方からバーン!!という爆音
 ↓
黒い影のようなものが一瞬横目に入って消滅
 ↓
右前輪が非常に軽やかになってる
 ↓
チェーン外れたっぽい(汗)
 ↓
本線上に停車するわけにいかないので減速して走行
 ↓
程なく谷川岳PAに到着

谷川岳PAに入ると、チェーン取付確認の係の方が見えたので、
その方にご相談しようと駆け寄ってみたところ、非常電話に行ってくださいとのこと。

谷川岳PAの非常電話にてNEXCOさんの交通管制室に通報。
 ↓
管 「故障ですか?事故ですか?」
 ↓
私 「えーと、事故・・・といえば事故なんですが・・・(事情を説明)」
 ↓
管 「この先もチェーン規制が続いていますので、これから近くを走行している
   黄色いパトロールカーが落とされたチェーンを確認しに向かい、
   谷川岳PAまで届けに行きますので、そのままお待ち頂けますか?
   確認したところ、黄色いパトロールカーは20分程度で谷川岳PAに
   到着できる見込みです。」

というわけで、谷川岳PAで待機。
ピザじゃ無いんだからこんな山奥に20分でチェーンが届くのかねぇ?(失礼)

約20分経過した頃、赤色灯を点灯させた黄パトが颯爽と到着。
後続車用のLED表示には「落下物注意」のメッセージ。ホント申し訳ありません。

黄 「通報のありましたチェーンが落下していないか、20km/h程度の速度で
   かなり注意して走行して参りましたが、見つけることが出来ませんでした。
   また、トンネル内に200mおきに設置された監視カメラで、トンネル内全てを
   確認出来るようになっており、我々の到着前にも映像で確認をしていましたが、
   チェーンのようなものは映っていないということです。」

・・・色々な方にお手数をおかけして、重ね重ね申し訳ありません。

黄 「お力になれず申し訳ないのですが、チェーン規制が解除される状況でもないことから、
   チェーンの手配などをお客様のほうですすめていただけますか?
   保険会社にご相談していただくのが良いかと思いますが、
   対応が難しいようでしたら、先ほど非常電話から管制室に連絡をお願いします。」

トンネル内でチェーンが忽然と消えるというイリュージョンが発生。
トラックか何かに絡まって一足先に東京に行っちゃったんでしょうか?

しかし、チェーン無しで強行突破できる道路状況でもないことから、
素直に保険会社にご相談。

その結果、この時間にチェーンを買うことも出来ないことから、
チェーンが不要な場所まで積載車で運んで頂くことに決着。

お願いしてから30~40分程度で積載車到着。仕事が早くて素晴らしい。

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良い仕事してますナ-。

DSC_2563.JPG

当初、チェーン規制は赤城PAまでだったのですが、雪があまりに強く、
チェーン規制が伸びるという情報が入ったため、駒寄PAまで運んで頂く事に。

確かに、赤城PAを過ぎてもしばらくは路面に雪が積もっており、
通常のタイヤで走るにはなかなか厳しい感じになっていました。
ここまでチェーン規制になるだなんて相当強い冬型の天候だったんですな。

そんなこんなで、予定より2時間程度押してしまいましたが、
乗員、車輌とも無事に東京に戻って参りましたとさ。

帰り道に色々ありすぎて、楽しかったはずのスキー記憶が完璧に霞んでしまってますから、
また近々滑りに来る必要があると言えましょう。



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