かれこれ4年ほど前、ネバダ地方裁判所から重々しい通知書が届き、
超絶ビビりまくったことがありましたが、落ち着いて通知書を読み進めたところ、
結局は利用したことのあるレンタカー会社が不当に保険料を請求していたことに対して
行われる集団訴訟に関する通知書で、被告側ではなく原告側だったことが分かり
九死に一生を得た気分になったものです。
アメリカにおける集団訴訟というお家芸に参加できるとは千載一遇のチャンスと、
興味本位で参加することにして、その後何度かやり取りを続けていましたが、
この度、和解が成立する見込みとなったため、それが受け入れられる内容であるか、
裁判所に対して意思表示をして下さい、と言うような雰囲気の通知書が郵送されてきました。
分配方法は小切手または、レンタカーの無料利用券を選択可能で、
Webサイトまたはフリーダイヤルにて指定してくださいとのこと。
完全に訴訟がビジネス化してますな。さすがアメリカ様。
大した金額は戻ってこないのだろうと思いつつもWebサイトを確認してみたところ・・・
28.56ドル分の小切手または、2日分の利用券と予想以上に充実した大変オトクな内容。
いや、巻き上げられていた分が戻ってきただけなので、オトクではないのかも。
アメリカの銀行の少額小切手を日本に送られても始末に困るので、
迷わず利用券を選択してみましたが、エコノミーサイズ~フルサイズまで
1日分の利用券×2ということなので、100ドル分くらいの使い勝手はあるんじゃないかと。
レンタカー会社としては現金が出ていくのは避けたいので、
できるだけ利用券のほうをを選択して欲しいなーと言うことなのでしょうね。
くわばらくわばら。