今回プロジェクトでは全10回のフライトを計画しており、
このフライトと帰りのフライトを残すのみとなりました。
辛いながらもこれだけ立て続けにヒコーキに乗っていると
気付くこと、学ぶことも多く、日常生活では1μmも役立たない
雑学が獲得できたなぁと思うことしきり。
ま、ディズニーとかANAとか、そのテのノウハウ本が結構出ているぐらいですから、
良くも悪くも学ぶべきところがたくさんあるのだなーと感心した次第。
それにしては高い授業料ですけどネ。
さて、ここで唐突ですがクエスチョン!!
通常ヒコーキに乗る場合でもちょいちょい機材変更に遭遇する事が有ると思いますが、
今回のツアー?では全10回中、何回が機材変更になったでしょうか?
正解は...
全10回でしたー!!
って、そりゃねぇよって答えですよね。
この裏には深い事情があるものと思われ...
今回の機材変更は全てがANAが運行している国内線仕様のB787-8から
エアージャパンが運行している国際線仕様のB787-8になったというもの。
機種は同じですが、両者には大きな違いがあり、プレミアムクラス(ビジネスクラス)で
使用するための座席が、国内線仕様が12席なのに対し、国際線仕様は42席もあるというところ。
つまり、プレミアムクラス改め、ビジネスクラスじゃん!!ヒャッホー!!って、
ところまで気づくのはフツーのマニア。
平時にはアジア方面の国際線運行をANAより委託されているエアジャパンですが、
コロナ禍における国際線運航激減に伴い、機材・乗員共に浮いてしまっているため、
客足が比較的鈍いながらも、修行僧がプレミアムクラスに殺到している
沖縄便にビジネスクラスシートが多数搭載されている国際線機材を割り当て、
委託できる業務をエアージャパンに出すとともに、実入りを増やすという
ANAの綿密な計算に基づく戦略なんじゃないかと邪推した次第。
もちろん個人の意見です。
ま、そんな固い話はさておき、規則正しく1日1回のプレミアムクラスでしたが、
全て国際線機材のビジネスクラスシートで満喫させていただきましたー。