アメリカツアーの計画を締めくくることなくいきなり緊急工事のお知らせです。トホホ。
いつの間にか業界標準となって久しいGoogle様謹製のブラウザことGoogle Chromeですが、2018年頃からだったかと思いますがhttps接続ではないサイトではご丁寧にアドレスバーに「信頼できないサイト」的なお知らせが表示されるように。まぁ、一般的にはビビる方も少なくないと思いますが、このサイトを覗いていただいていらっしゃるヲタクの皆さんなら事情をよく知っているので別に障壁にならないでしょうし、そもそも当サイトでは個人情報なんかいっこも取り扱っていないため、ある意味最強のセキュリティー対策だぜ!!ガハハハハ!!!との無理筋な論理展開を今に引きずってきたわけです。
本日何の気なしにPC版のChromeから本Blogをのぞいてみるると、CSSが読み込まれていないのかレイアウトが崩れた表示に。はじめは高負荷とか高トラフィックか何かでファイルの読み込みがうまくいっていないだけだろうと、Shift+F5を連打していまししたが一向に改善されません。これはきっと何かあるなと悟りウダウダ調べているうちにChromeの自動バージョンアップによりデフォルト設定が変わっており、https接続ではないコンテンツが読み込めなくなった事に気付きました。
これね。
これを「ブロック」→「許可する」に変更する事で従来通り読み込めるようになることは分かったのですが、このサイトを見るためにここまで設定を疑う人は流石にいないだろうと思い、この期に及んでようやくこちらの行いを改めることにいたしました。
HTTPS化作業というと「https接続を許可する」っていうボタンがあって、それをポチればいいだけでしょ?という感じに思われるかもしれませんが、昔ながらのクラシカルかつプリミティブな作りwの当サイトにそんな便利なものは存在せず、コンテンツ管理を行っているMovavle Typeというシステムの設定やコードをいくつか書き換えると共に、システム的に埋め込まれてしまったURLを2000箇所ほど書き換える羽目に。その事実が分かった時点でだいぶ途方に暮れていたわけですが、さすがWeb2.0(死語)の風雲児ことMovavle Type。具備する優秀な検索&置換機能を駆使することで8割方置換が成功し、だいたいはHTTPSで正常に動くようになったところです。
ブラウザ上の表示もこの通り信頼に足りるサイトになったようなので、これで当面はモダンなブラウザからアクセスされても生きている感は醸し出せるかなと。
残りの2割ほどは人力での対応が必要になってきますが、2006年からのエントリを延々と見直す人もいないに等しいでしょうから、気付かれる前にコッソリ修正しておくように致します。
なお、これまた使っている人もいないと思いますが、Webサイトのトップページ(つまりホームページ)からリンクの貼ってあるCGIベースのチャットシステムもHTTP接続では上手く動いていない模様。こちらもリンクの設定を書き換えることで動作させられるようになる気がしていますけど、今さらこんなシステムを使うことなんて無いでしょうから、これこそコッソリ終結させても良いのでは・・・と。
クラシックな表示しかしないサイトを維持するだけでも意外と手間が掛かるんですよね。というか、色々とハードルが上がっちゃったので、以前のように「ホームページ」を自前で持つ人ってほぼ絶滅してますもんね。こうなったらほとんど意地です。