予定外のHTTPS化工事に阻まれてしまいましたが、予定通り米国ツアー日程を完走し無事に帰国しておりますのでご心配はいりません。
今回は滞在ポイントを絞りそれぞれのポイントを深掘りできるようなスケジュールとしたため、狙っていたようなイメージに近い良い写真を撮影できているんですが、あれやこれやと時間に追われているうちにブログへの投稿がおろそかになった感も。
期待されていた方(いないとは思いますが一応・・・)申し訳ございません。いつにも増して時間に追われていた一番の原因はハッキリしており、日本時間13:00頃から開催されるオンラインミーティングであれば、アメリカで夕食を済ませた時間帯と重なるため割と無理なく参加できてしまい、ついつい3日にわたって出席してしまったからというもの。コロナ禍を経て急速に発達した、オンラインミーティングの弊害と申しますか。元はといえば、事前にキチンと調整できずに旅立つことになってしまった私が悪いだけなんですけども。
道中こちらで紹介できなかった写真については、そのうち気合い写真館でまとめてご披露いたしますのでご勘弁いただければと。
今回のツアーでは9年ぶり3回目のモニュメント・バレー訪問を予定しており、モニュメント・バレー構内の未舗装路は場所により凹凸が激しくロードクリアランスの高い四輪駆動車での走行が推奨されいるため、Intermediate SUVのレンタカーを手配していました。昨年も同様にIntermediate SUVを手配していた割には配車の都合上、Full-sized SUVであらせられるクライスラー謹製Buick Enclaveがディスパッチされる幸運に恵まれましたが、今回は遺憾ながら手配した車種通りIntermediate SUVであるクライスラー謹製のJeep Compassが貸し出されることに。
レンタカーセンターのIntermediate SUVコーナーに陳列されていた他の選択肢としてはトヨタ・カローラクロス、ニッサン・ローグ、Ford Edgeなどがありましたが、詳しくは知らないけどイメージ的にはこの中だったらJeepが一番男臭そうだよねということでの選択です。
このクルマはアメ車を表するブランドのひとつであるJeepが冠されているのですが、肝心の乗り心地はというと想像していたような男臭さは一切感じられず、日本でも走っているような最近のコンパクト車と似ているかなと。何とエンジンはFIAT製2リッター DOHCインタークーラー付きターボで、それと8段のオートマチックトランスミッションが組み合わされるというナンともアメ車っぽくない組み合わせ。SUVなのに燃費も良好で取り扱いやすく乗り心地も良いだなんて、一般的にはとっても良いことなんだと思いますが・・・何でしょうかこの肩透かし感。ECOとかSustainableとか一切気にしないのがアメリカ様でなかったのかと。
地形選択や4WD LOCKスイッチが具備されているので、試しに4WD LOCK状態にしてオフロードを走ってみたところ何だかそれっぽい挙動が醸しだされたりもしますので、それぐらいで満足することに致しましょう。Jeepといえど電子制御式の4WDなのでデフロックの類が装備されているわけではない思われますが、言い始めるとキリが無いので。
そんなネガティプな感じを醸し出しつつも、ツアー全行程すっかりJeep Compass君のお世話になり、総計1818キロ、時間にすると30時間を越える運転時間を記録しております。以前はガソリン激安であったアメリカも原油価格高騰、物価上昇、そして円安のトリプルパンチのお陰で日本国内のガソリンスタンドで給油するよりガソリンの単価が高かったりしますから、アメリカにおいても実は低燃費は非常に大事だったなと。
帰りの空路はも行きと同様にLAS - LAXがSouthwest航空、LAX - NRTが信頼と実績のシンガポール航空様のお世話になっています。A380が利用されていたときは毎年決まっているかごとくシンガポール航空ばかりを利用していたこともありましたが、今回は相当に久々の利用。
今となっては旧機材の雰囲気も漂うB777の利用ではありますが、昔ながら座席の横幅もしっかり確保されているので肩幅の広い当方としては非常に過ごしやすいなぁと認識を新たにしております。某社なんか・・・(以下略)
そんなこんなで、約9日間にわたる毎度お馴染みのアメリカツアーもこれにてようやく完結となります。夏休み2連戦や他の予定が意図せず立て続けに入ってしまい、綱渡りのようなスケジュールの日々が続いていましたから、しばらくはゆっくりしたいナ・・・。