| マレーシア最後の駅、ジョホールバールでマレーシア当局の審査官が何人も列車内に乗り込んできて、 あっという間に席にいながらマレーシア出国の手続きが完了。
どんな出国のスタンプがもらえるんであろーと思ってスタンプ帳を見てみると、 スタンプではなく審査官の手書きで出国した旨のチェックが有るのみ。 こんなんでシンガポールで止められたりしないんすか?という懸念を残しながら、 列車はコーズウェイでジョホール水道を通過し、シンガポールに進みます。
シンガポール領に入ってすぐにあるウッドランズ・トレイン・チェックポイントという場所で 列車は再び停車し、今度は乗車している全員が強制的に荷物共々強制的に下車させられ、 マレーシアの入国審査を受けることになります。(写真:チェックポイント停車中の図)
シンガポールでは入国審査の際に出国の航空券を提示する必要があるとされていますが、 特に何も言われ事のないまま無事に入国審査を通過。
また酒・たばこの免税品の持ち込みが出来ないことになっていますから、 若干身構えて税関検査に望みましたが、特に何のツッコミもなくX線検査のみで終了。 なんだかんだ言っても、やっぱりアジアの一員なんだなーという印象。
列車の乗車率が低く、入国審査に時間がかからなかったためか、定刻の15分前に到着しました。 駅はどんな近代的な駅なんだろうと思っていたら、 最近は手入れをした形跡がないようなとても寂れた駅舎。 空港のほうはあんなに近代的なのに、駅のほうはそうでもないようですな。
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